副鼻腔炎は殺菌効果のあるジスロマックで治せる

副鼻腔炎はウイルス・殺菌などが原因となる病気です。炎症を起こしやすくなったり風邪が治ってはまたなってしまったりすることもあります。殺菌効果のあるジスロマックでしっかりと治しておきましょう。ジスロマックは他にも扁桃腺や気管支炎などにも効果を発揮します。

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殺菌効果のある「ジスロマック」の様々な効能

ジスロマックは、14員環マクロライド系抗生物質エリスロマイシンの分子骨格に窒素を縮合反応させた15員環のアジスロマイシンを主成分とするタンパク質合成阻害剤です。
性器クラミジアや鼠径リンパ肉芽腫、淋病などの性行為感染症の治療以外にも、扁桃炎や急性気管支炎、慢性呼吸器病変の二次感染、骨盤内炎症性疾患、歯周組織炎、歯冠周囲炎などの炎症治療にも用いられています。

ジスロマックは持続性のある医薬品

ジスロマックは、窒素を付加したことや特殊製剤法マイクロスフェアを導入したことにより、小腸の消化吸収において長時間にわたる安定的な医薬成分の除放性により約68時間という非常に長い血中半減期を実現し、患部組織内の医薬成分の濃度を血中濃度の10倍〜100倍に高めたことで、必要な医薬成分濃度を少量の医薬成分で満たし、長時間にわたり医薬効果を維持する様に改良された医薬効果の高い治療薬です。

その結果、この抗生物質はマクロライド系抗生物質の課題であった時間依存性を克服し、性器クラミジアの治療においてはアジスロマイシンの力価1000mg相当を1回投与するだけで、従来の治療薬の7日間分と同等の効能を得ることが出来ます。

また、従来の治療薬の問題点とされていた上部消化器官での消化吸収による腹痛や吐き気、食欲不振などの胃腸症状が軽減されています。

しかし、ジスロマックは食事による胃酸のイオン濃度変化の影響を受け易く、食事の前後2時間以内の使用は血中濃度の半減期や血中の最大濃度などに至る時間が短縮されることもあり、医薬効果を想定以上に高めてしまうので食事の前後2時間以内の投与は避けた方が良いとされています。

ジスロマックは認知症などでも研究が進む

ジスロマックは、菌の細胞内でタンパク質を合成する70Sリボソームの50Sサブユニット内の23SリボソームRNAと選択的に結合することにより、菌の増殖に必要不可欠なタンパク質合成において、アミノ酸が重結合するポリペチド鎖生成時に遺伝子情報を転写するトランスポーターRNAの働きを狂わせ、正常なタンパク質の合成を阻害し菌の増殖を抑える効能や殺菌効果が期待出来ます。

ジスロマックは、人間の細胞に存在するリボソームには悪影響をほとんど及ぼすことが無いとされ、安全性が高いと評価されています。

現在では、後天性免疫不全症候群に伴う播種性マイコバクテリウム・アビウムコンプレックス症の発症抑制や治療に用いられ、活性酸素の生成抑制効果によりアルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症への投与も研究されています。

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